OTOGIKI LAB. #07「OTOGIKI LAB.公開収録in大阪福島Pub SHOCKS②」
川田:「ABCラジオPodcast OTOGIKI LAB.」公開収録、今日は(大阪)福島にあるPub SHOCKSからお届けしています。皆さん、楽しんでもらってますかー!?
(拍手)
川田:ありがとうございまーす!皆さんの拍手や声もふんだんに入れながら、その公開収録をPodcastも配信したいと思います。さあ、本日2組目のゲストをここでお呼びいたしましょう。日本ミュージックフェスティバル協会会長の菊池 崇さんです。拍手をどうぞ
(拍手)
川田:菊池さん、こちらのお席に座りください。菊池さん。もうハイボールをほぼ飲んでいるじゃないですか?
菊池:皆さんも、皆さんもお飲みくださいね(笑)
川田:(笑)はい。皆さんも一緒に楽しく飲んで、喋っていきましょう。よろしくお願いします
(拍手)
川田:じゃあ、実は僕も飲んでいいってことですか?
菊池:当然ですよ。
川田:いいですか?じゃあ、ちょっとPub SHOCKSの青木さん、すみません。あの、ハイボールを一つ、領収書はビューティフルハミングバードでお願いします(笑) すみません。
川田:さあ、ということでね、「OTOGIKI LAB.」Podcastでは前回、前々回と登場していただいて、いろんなフェスについての歴史だとか、最近ね、おすすめのフェスの話なんかも聞きました。今回ね、皆さん、初めて聞く方も多いと思うので、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいですか?
菊池:はい。NPO日本ミュージックフェスティバル協会会長の菊池と申します。そのNPOとともに、今日皆さんにお渡しした「DEAL」というフリーペーパーの編集長(として)発行にも勤めています。そもそもは編集者としてライターをやっておりまして、その関係で、まあ皆さん音楽に取材、音楽ミュージシャンとか取材することが多くなって、そこからですかね。いろいろこう関係が高まってきたというのは、
川田:もう通称、周りから「フェスおじさん」と呼ばれているんですよね。
菊池:そうなんですよ(笑)
川田:手元の冊子を見ていただいたら、フェスおじさんのコラムがあって、面白かったんですけどね。周りからいつもフェスにいると「誰だあのおじさんは、いつもいるぞ」と話題になったフェスおじさん。
菊池:そうなんですよ。なんか取材で行ってきつつも、いつもなんか同じように、こう、ガチっとしたライターさんだったら普通は真面目に見るみたいな感じなんでしょうけど、そんなに…あ、真面目に見てないというと変ですけど、後ろの方でぶらぶらとしたり、前の方でぶらぶらとしたりして見てるので
川田:自分も楽しみながら
菊池:そうですね。だからなんか目立っていたんじゃないですかね。
川田:ああ、だから日本ミュージックフェスティバル協会というのは、フェスティバルの主催者たちを束ねる団体ではなくて、もうフェスを楽しみながら、応援する団体ってことなんですね。
菊池:そうです。
川田:へぇ。でそもそもその最初のフェス体験って、いつだったんですか?
菊池:フェス体験は思い出すと、20歳ぐらい。18、19ぐらいの時に。あ。高校時代からRCサクセションが大好きで、忌野清志郎さんの。高校の時に僕は岩手だったんですけれども、RCがあの岩手の自分の町に来てくれるっていう話があって、でこの(Pub SHOCKS)ぐらいの小さな喫茶店・バーが主催で読んだんですよ。はい。で、僕はそこに行っていたので、喜んで、なんかこうお手伝いして、チケットを売ったり、ポスターを貼りたいったりって、チケットをね、頑張ってやってたんですよね
川田:じゃあ最初からスタッフで行ってたんですか?
菊池:いや、その話がまだ途中で、その来る1週間前に盲腸になっちゃったんですよ。
川田:あら!
菊池:それで。ライブ当日行けず
川田:ついてないですね~(笑)
菊池:ついてないですね~(笑)
川田:フェスおじさんの。うん。フェス0日目、すごい寂しい話(笑)
菊池:それで。で、RCの皆さんが、まだあの東北新幹線がない時代だったんで、特急で来て、バー、喫茶店のお兄さんっていうか、おじさんは。「いや~、ここまで来るんだから岩手から東京まで帰れないから泊まるよ」とかって言ってるんで、「打ち上げがあるから来てくれるよ、呼ぶよ」って言って、病院を抜け出してその打ち上げまで行ったんですよね。
川田:寝ときなさい(笑) ちょっと無理を押して会いたいから、憧れのアーティストが。
菊池:あそこでさらにまたRCが好きになって、で、その時も結局来なかったんですけど
川田:え!?RCさん、来なかったんですか?
菊池:来なかったです
川田:じゃあ盲腸で病院を抜け出しただけ?
菊池:だけ(笑)
川田:今、何の話を聞いているんですか?(笑)
菊池:それが音楽を好きになった、まあ大きなきっかけ。で、やっぱRCは見に行きたいなと思ってその翌年、高校を卒業して東京に出てきてすぐ日比谷の初の野音だったかな。RCが。で、見に行って、野外でライブを聞く。っていう面白さに魅せられて、目覚めて
川田:そこは何年ですか?
菊池:えー18だから45年前ぐらいですね
川田:ほぼ半世紀近く、しかも年間百本近くのライブやフェスに今も足を運んでいらっしゃるんですよね
菊池:最近はね、やっぱりコロナ以降ちょっと減りましたけど。あの、それまでは行ってましたね
川田:すごいですよね。で、最近だとおすすめのフェスは何ですか?自分がすごく良かったフェス。
菊池:フジロックはもちろんいいですし、基本はキャンプインができるフェスが大好きで。ビューティフルハミングバードさんを見させていただいた。茨城で「結いのおと」っていう結城市っていう小さな5・6万人ぐらいの街かな。そこで、あの街のいろんなところを会場にして、ライブをやってるところが、フェスがあるんですよ。
川田:今でいうその町であるサーキットフェスみたいな感じなんですか?
菊池:いや、ライブハウスじゃないんですよね。神社とか、公園とか、あとはね。前やってたのは、銭湯とか
川田:銭湯!すごい音が良さそうですね
菊池:あとはどこで…ビューティフルハミングバードさんに聞いてもらってもいいわかると思うんですけど
川田:どこでやってたんですか?
小池:呉服屋さん!
川田:呉服屋さんですか!想像の一歩上でしたね。じゃぁ街全体がフェス会場!
菊池:そうなんですよ。それで街をこうちょっと古い蔵なんかもある街なので、そこを、歩きながら街の風景を見ながら次の会場に行ったりとかするんですよ。でその街と一体になったフェスっていうのは、やっぱ面白くて、そういうのもなんか日本はいろんなとこで可能性はあるなとは思っていましたけど
川田:確かにいろんなフェスがありますもんね。多分本当に今フェスがたくさん各地で出てて、肉フェス、魚フェスとかいう名前まで広がってるぐらい
菊池:そうなんですよね。
川田:だからそのフェスカルチャーっていうのは、もういろんな街とか取り込んだり、いろんなカルチャーも取り込んで、アートがあったりだとかライブペインティングがあったりだとか。なんかそういったところも含めて、フェスって音楽以外も楽しめますよね。
菊池:そうですね。いろんな楽しみ方が見つけられるのがフェスだと思っていて、ライブとはやっぱり違うで、いろんなミュージシャンの方も集まるので、音楽も多様性があるし、やっぱりライブハウスのこういう空間だと年齢が固まりがちじゃないですか?でもいろんな方を連れてこれるし、いろんな人が参加できるし。そういう場がフェスだと思うし。
川田:なるほど。そこで飲むビールとかもおいしかったりしますもんね。
菊池:そうなんですよ(笑)
川田:今ずっとね、空っぽのあのグラスがちょっと僕はおかわりいただきましょうか。すごい熱くなってきて、何がいいですか?いや。
菊池:み、ハイボール(笑)
川田:ハイボールですよね。今一瞬「水の『み』」が出ましたけど、ハイボール。これじゃちょっとこのハイボール僕もいただくので、じゃあ乾杯しましょうか。じゃあ乾杯!
菊池:乾杯。はい。皆さんも乾杯、皆さん、買いに行ってくださいね(笑)
川田:はい。乾杯~!
川田:(一口飲んで)いいですねぇ…。そっかじゃあそのフェスおじさんは盲腸から始まって、やっぱり音楽に対しての熱量がずっと今も続いていて素晴らしいなと思ったんですけど、今日ね、ビューティフルハミングバードさんがまたフェスの会場、例えば青空の下であるのとは違う、すごい手の届きそうな距離でのスペシャルなライブをしてくださったじゃないですか?今日最前で見てらっしゃっていかがでしたか?
菊池:いや本当に。うん。なんていうのかな。澄んでくれるような感じですよね。うん。あの野外で行くと、多分心を解放するような。解き放たれていくような感じがするんですけど、今日のライブは、なんかこう、内に入ってくるというか、声がこう…なんかこう、優しく包まれるような感じがしましたね。
川田:うん。すごくわかります。はい。なんか初めて僕もお会いしたんですけど、すごい心の内側が家族とか親族ぐらい近くなったみたいな
菊池:そうですよね。
川田:うん。感覚が、多分これは僕とアーティストだけじゃなくて、この会場にいるみんながそれを一体として、なんか言葉にできない感覚があったと思うんですよね。
菊池:あの。おそらくやっぱりライブというのは、会場全体で作り上げるものだと思うので、皆さんのその空気感だったり、聞いてる気持ちだったりがこっちの方に伝わってきて、それを返す。返っていくその交換が、その場その時しか味わえない時間になるんだと思いますけど
川田:そうですね
菊池:それが楽しくて、はい。あ、ハイボールきました。あ、これ僕のですね、ありがとうございます
川田:そうですね。今乾杯しようとしましたが、はい。菊池さんのです(笑)
菊池:それが楽しくて、毎回毎回新鮮で、ずっと行って早40数年って感じだと思いますね。
川田:2度と同じライブもないですもんね。関西でね、まあ関西いろんなライブ。フェスがあるんですよ。泉大津の方でも「泉大津フェニックス」とか「ラッシュボール」とか、まあ本当に言い出したらキリないんですけど。僕は神戸のラジオ局でDJもしてるんですけど、神戸もヒップホップの「コーベ メロー クルーズ」というライブフェスができて、そこはまた神戸の港風とか汽笛の音が聞こえながらっていう、港湾ならではの雰囲気もあったりして。関西でこんなライブフェスがあったらいいのになとか、あったりします?
菊池:関西がね、よくわからないんですよね。
川田:主に関東
菊池:はい。で関西は…公園とかよくわからなくて
川田:ああ、大きいところで言ったら「万博記念公園」とかね、うん。いろんなフィールドはあるんですよね。海沿いも埋立て地もいっぱいありますし
菊池:なんかフィールドでやってもらえれば面白いなと思いつつ、逆に。都市の中で、なんかさっきの「結いのおと」じゃないですけれども。大阪の街の特性を使えるような。で、そこでも音が鳴ってるような街の音も聞こえるような、なんかあるといいなと思いますね。
川田:福島とかどうですか?ここら辺
菊池:福島面白いと思いますよ
川田:なんかね、あの飲み屋さんやご飯屋さんがたくさんあるんですよ。ですごくレトロな銭湯とかもあるんですよ。なんかすごいマッチングもあるんじゃないかなと焼き鳥屋さんで、聞きたい音楽とかもあるのかなとか
菊池:で、ここ来る前にちょっと空き地とかもあるじゃないですか?そこでなんかこう。やってたりとか。なんかそういうのいいなと思いますけどね
川田:なんかフェスっていうものの可能性はすごくあるんだなと思います。で、今日、本当に老若男女たくさん幅広い方が来てくださっていて。で、お子さんも来ていただいてるんですけど、この日本ミュージックフェスティバル協会はそのお子さんに向けても気軽に参加できるようにアイテムを配っているんですよね。
菊池:あの配っているのではなく、あのこういう会場で子供用のイヤーマフ、あの耳の保護をする、聴力の保護をするアイテムというかグッズというか、その貸し出しを無料でしています
川田:今日もご準備いただいて。よかったら今日、来ていただいてる。あ、後ろを掲げていただいて。あ、かわいいですね。ミントブルーの。ちょっといろいろとね、たくさんあるのでよかったら皆さんの間で回していただいて、イヤーマフをつけたことある人いますか?はい。あ、一人ぐらいですね。
菊池:一応活動として、お子さん用っていう風にはしていますけれども、まあ別に子供用ではなくて、大人の方もしていただいてよくて
川田:これなぜつけるんですか?
菊池:耳っていうのは生まれた時に構造というか、完成されてるものなんですよ。で、それ以降。そうねえ、経年劣化するように、こう聞こえるのが徐々に下がってくるんですよね。
川田:高い音とか、なかなか聞こえなくなるっていいますもんね。モスキート音とかね
菊池:ってこう、100がこうずっとこう、まあ人それぞれこの角度があるんですけれども、もうそれが音を聞くことによって、こう下がる角度が早くなるんですよ
川田:ああ、だからフェスとかで爆音を浴びていると、ちょっとずつ高音が聞こえにくくなったり
菊池:そうです。でも僕なんか、たぶんだめなんですよ。がっと。もうそれ、40何年聞き続けてるんで(笑)
川田:これですね今手元にやってきました
菊池:ヘッドホンなんですけどね、音が聞こえない。なので、大人になれば別に自分の責任で聞こえなくなったところで、楽しんでりゃいいんじゃないのって思うんですけれども、お子さんは自分の意思でまだライブには行けてないので、それは守ってあげようと。守る必要があるんじゃないか。っていう思いで始めたのと、逆にお子さんが。全然音になんかこう嫌だって思わないでその場にいると。一緒にいたお父さん、お母さんも楽しめるじゃないですか。で、みんなで楽しめるために、その場を作りたいと思って、これを。
川田:へえ、それは菊池さんの海外に行って、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、お父さん、お子さんという親子三世代のフェス参加者を見たんですよね。
菊池:そうなんですよ。
川田:やっぱり、それはなんかみんな是非ひそんな風にフェスに参加してほしいですよね。そうなんですよね。確かにイヤーマフ、あの、つけてみました。
菊池:聞こえないわけじゃないですよね。
川田:すっぽりね、いい感じで高い音と低い音がなんかこう、カットされて包まれてる感じがしますね。繭に。
菊池:あの伸ばしてもらうとサイズ調整できるので
川田:でもなんかこれをつけるつけないはともかく、これがあるっていうだけで、僕も1歳の子供がいますけど、この間フレデリックの三原健司君とインタビューしてた時に、うちの子がInstagramでずっと見てくれてるらしくて、「あの子がフレデリックの音楽を聴いて踊ってくれるのが楽しみ」って言ってくれたんですよ。いつか連れて行きたいなと思いつつも、何歳から連れてっていいのかなと、耳大丈夫かなとか思ってたんで、これがあるとやっぱり、親になってもまだライブやフェスに行けるっていう
菊池:そうですよね
川田:選択肢も広がりますね。これがあるっていうのは知ってるだけでも、多分フェスの楽しみ方が変わりますね。うん。なるほど。ね、今回、OTOGIKI LAB.の公開収録が初ということですけども、これどうですか?この空間
菊池:いやーなんかこう目の前で見ているあの、編集者ライターなので、あんまり人前で話すことはないんですよ。まあ緊張しますね(笑)
川田:そうですね。まあそういう時はもうグッと飲んでいただいて(笑) 今日はこの後もみんなと交流会もありますので、はい。みんなで一緒に乾杯しましょう。
菊池:お手やわらかに(笑)
川田:はい。よろしくお願いします(笑)ということで、この時間のゲストは日本ミュージックフェスティバル協会会長の菊池 崇さん、フェスおじさんでした。ありがとうございました。
菊池:ありがとうございました。
#08へ続く
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